分散投資でリスク・ヘッジ

分散投資でリスク・ヘッジ

お金の悩み相談、金融商品、ローン解説

退職金は、会社を定年で退職する時に貰うことが出来る一時金のことで、多くの企業では功労の意味合いを持って支給されることが多いです。そのため、まとまった資金が一括で得ることが出来ることでその運用をどのように行うかによって、老後の生活のゆとりの度合いも違ってきたりします。

まず資産運用の原則からすると「一つの籠に多くの卵を入れてはならない」という格言がある通り、一つのものに投資をし続けるのは危険でありリスクが大きいことを熟知しておくべきです。その上で資産運用では資産を失う度合いの高いリスクから低いリスクに分類を
行うことから始める事が適切です。

例えば株式投資やFX取引等は高リスクであり、投資信託・国債購入は中リスク、預貯金は低リスクに分けます。そして、退職金で資産運用するための比率を決めておきます。

この高・中・低の三等分にした配分で投資を行うことが良いでしょう。特に株式投資はリスクが高いことで敬遠されがちですが、銘柄によっては配当金が出るため、そういった配当金の目的で銘柄を選択することは理に適っており、低利率時代においては高利回りも期待できるため、必ず組み入れたい資産運用方法の一つです。

なお最近は上場信託やREIT銘柄も株式と同じ様に市場で買い付けを行いやすくなったので、資産運用のための証券口座を開設しておき、銘柄も様々と分散させておくことも賢明です。